激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
■控えめな数値を予想された12月は意外にも健闘している結果となった。高級デパートメントストアは前年同月を上回り、TJXは絶好調さが目立った。アバクロは相変わらずの負け組みとなり、二桁減の連続記録をさらに更新した。
コストコが発表した既存店・売上高前年同月比は、海外店がドル安の為替変動で25%増となり9%増と昨年を上回った(予想は7.9%増)。ガソリンや為替変動を調整した場合は2%増となっている。ターゲットは1.8%増と予想(0.2%減)を上回り市場を驚かせた。
衣料チェーンを見ると、安売りを打ち出している店は予想を上回っている傾向が続いている。オフプライスのTJXは予想(5.
アイダホフォールズ、アイダホ州にあるエドワーズ劇場9%増)の2倍以上となる14%の増加。コールズは予想(3.7%増)を上回る4.7%増と回復傾向が続いている。逆にJCペニーは予想(4%減)を下回る3.8%減とさえない。
ギャップは予想(2.6%増)を下回ったものの前年を上回る2%増だ。バナナリパブリックが3%減、海外店が1%減となったが、本体ギャップが1%増となり、激安をウリにするオールドネイビー(7%増)が大きく牽引した形だ。リミテッド・ブランドは予想(1.5%減)を下回る2%減とさえない。また、アバクロは予想(12.5%減)を下回った19%減で、価格イメージからか客離れが進んでいる。アバクロはこれにより過去17ヶ月連続の二桁減となった。
高級デパートでは、ノードストロームが予想(2.5%増)を大きく上回る7.
ブラックリバーフォールズウィスコンシン州の映画館4%増と好結果となった。また、サックス・フィフス・アベニューは4.5%増と予想(2.8%増)を上回った。メーシーズは予想(0.8%増)を上回る1%の増加となった。ニーマンマーカスは4.5%増となった。
トップ画像:ウエストフィールド・カルバーシティ・ショッピングセンター。核テナントにはメーシーズ、JCペニー、ターゲット、ベストバイがある。メーシーズの12月の既存店は1%のプラスとなり、私の予想は外れたが、クリスマス商戦期(11月と12月)では1.5%減だ。←負け惜しみではない!しかし悔しい(笑)。
〈主な小売チェーン〉
12月既存店売上高前年同月比
ウォルマート: 5月から発表中止
サムズ・クラブ: 5月から発表中止
ターゲット: 1.8%増
コストコ・ホールセール:9.0%増
ルーヴル美術館のアートギャラリーの中で最も有名な絵画は何ですか
ウォルグリーン: 0.3%減
ライトエイド: 1.8%減
TJX: 14.0%増
リミテッド: 2.0%減
ギャップ: 2.0%増
コールズ: 4.7%増
アバクロンビー&フィッチ: 19.0%減
アメリカンイーグル・アウトフィッターズ: 7.0%増
JCペニー: 3.8%減
メーシーズ: 1.0%増
ノードストローム: 7.4%増
ニーマン・マーカス: 4.5%増
サックスフィフス・アヴェニュー: 9.9%増 続きを読む
0 コメント:
コメントを投稿