ミネソタ州とは - Weblio辞書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/09 18:31 UTC 版)
ミネソタ州(英: Minnesota、MN)は、アメリカ合衆国中西部の北、カナダに接する州。州の東にはスペリオル湖があり、州の南北をミシシッピ川が流れている。東側はウィスコンシン州に、西側はノースダコタ州とサウスダコタ州に、南側はアイオワ州に接している。
州都はセントポール市。ミシシッピ川を挟んだ隣の都市であるミネアポリス市と合わせて「ツインシティーズ」と呼ばれている。
ミネソタの名前はアメリカ・インディアンのダコタ・スー族の言語で「水」を意味するmniと「曇り空のような」を意味するsotaを合わせた造語で、「曇り空の色に染まった水」を意味する[1]。元々はミシシッピ川の1支流(ミネソタ川)に付けられた物で、州名の由来ともなっている。
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歴史
詳細は「ミネソタ州の歴史」を参照
連邦に加盟するまで
元々はアメリカ・インディアンのオジブワ族やダコタ・スー族が住んでいた。1659年に、フランスの貿易商達がこの地域に進出し始めた。ヨーロッパ人達が最初に移住してきた地域は、現在はアンティークの町スティルウォーター市として知られている。
ミネソタ川とミシシッピ川の合流点に作られたスネリング砦は、州内にアメリカ軍が駐留した最初の場所の一つである。現在は歴史記念物として、観光・教育の場となっている。
連邦への加盟
1849年3月3日にアメリカ合衆国の領土として編入された時点では、ミネソタは後にノースダコタ州とサウスダコタ州となる領域を含んでいた。ミネソタ州が32番目の州として現在の形になったのは、1858年の5月11日である。
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その後の歴史的出来事
地理
詳細は「ミネソタ州の郡一覧」を参照
ミネソタ州の総面積は79,610平方マイル (アメリカ合衆国の2.25%) である。この州は湖で有名で、数字は出典によって異なるが、15,000以上の湖があるとされる。このためミネソタ州で発行されている自動車ナンバープレートの愛称に「10,000Lakes」が刻まれている。この州の大部分は繰り返された氷河期 (最近のものはWisconsin Glacier) の間に徐々に浸食が進み、平坦となった。しかしながら、この州の最南東部は氷河で覆われず、Pepin 湖があるw:Driftless Zoneの一部となりミシシッピ川の厳しい高い絶壁が築かれた。それに加えて、w:Iron Range及び他の低い山はこの州の北東部内で形成された。スペリオル湖のミネソタ州側はこの州内で最大の水域となっている。
ミネソタ州はw:Boundary Waters Canoe Area Wilderness (BWCAW) 、同じく多数の州立及び郡立公園、最も著名なイタスカ州立公園 (w:Itasca State Park)、ミシシッピー川の公式水源地 (約15歩と歩いて渡る事ができる) のために、多くの公園地域の本拠地となっている。
サタデー·ナイト·フィーバー、トレーラ
州の平均標高は365m。全体として平たい地形をしている。最も標高の高い場所はイーグル山の701mで、最も低い場所はスペリオル湖の183mである。
ハワイ州とアラスカ州を除いた隣接48州のなかで、最北端に位置する州。寒いことで有名で、「アメリカの冷蔵庫」の異名がある。冬場には、自動車のタイヤが凍る「スクエアタイヤ」や、自動車の排気ガスが路面に吹き付けられて凍る「ブラックアイス」などの現象が起きることがある。
大陸性気候の影響で、気温の日較差と年較差が大きい。州内最大の都市ミネアポリスや州都セントポールでも、冬は-20℃を下回る日があり、夏には30℃を越える温度の高い日がある。州北端、カナダ国境の町インターナショナルフォールズは年平均気温が約3℃で、アラスカ州の都市・町村とロッキー山中の町村以外では最も寒い都市として知られている。州全体の平均気温としては、最も寒い1月が-11.5℃。最も暑い6月が22.8℃。南部と北部では5度から10度くらいの気温差があるので北部では平均気温よりも5度以上寒い(夏では暑い)と考えられる。
3月から6月頃は竜巻が発生するシーズンで時には避難命令が出されることも。また、州の東端を流れるミシシッピ川とその支流は、春に雪解け水や川一面を覆っていた氷が溶け出すことによる増水でしばし氾濫することがある。この雪解け水で一番被害を受けるのがミネソタ州の南にあるアイオワ州など。
州全体の平均年間降水量は720mm。平均年間降雪量は126cm。
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